風邪をひいて体調が万全ではないチョコにゃんを息子に託し、
東京に向かっています。
今日は歌舞伎座。
敬愛する先輩に取っていただいたお席は、1列13番!
最幸なお席でワクワクしています。
出かける前に、これから東京に行くこと。何をしに行くのかということ。いつ帰るのかをちゃ~んと話しています。ネコだって、話せばわかってくれるんですよ!
予定では明後日に帰るのですが、チョコにゃんの様子次第で明日になるかも・・・
一週間前にはこの旅行も取り止めるかとも考えたので、回復してくれてありがたかったです。
周りの状況で自分の行動が制限されることって、結構ありますよね。
自分を優先させるギリギリのラインって、あなたはどのあたりですか?
私には、自分を優先させた大きな決断がありました。
父が亡くなり、母を一人にはできないので私の家に来てもらいました。
家族がみんな出ていたので、母との二人暮らしが始まったのです。
半年くらい経った頃、メンターが企画したイタリアリトリートに一緒に行こうと友人から誘われたのです。
イタリアは好きだし、参加するメンバーも素敵だったので、心では行きたいと思うのですが行けるわけがないと考えていました。
脳梗塞を二回経験している母は、いつ何があってもおかしくない状況だったのです。
母に聞いても、「ダメ!」と言われてしまいました。
そうだよね、もしも何かあったら、母の兄弟たちに何て言われるか。
ご近所さんからどんな目で見られるか。
母の最後の時に必ず寄り添えるとは限らないことは理解していました。
日中は仕事をしているし、別の部屋で寝ていたので、たとえイタリアに行かなくてもそうなることはあるのだと・・・。
あれ~~??
そうなんです。私が氣にしていたのは母のことではなく、何かあった時に私に向けられる周りの目だったのです!
私は決断しました。
今以上に良い状況は来ないとしたら、今あきらめるなら母が生きてる限りずっとあきらめることになると。
母がいるせいで自分のやりたいことができないと思うのは、母にとっても辛いだろうと。
起きてもいない未来のことを氣に病んで、自分の心に蓋をする必要はないことを。
決断した後にもう一度母に聞くと、「行ってもいいよ!」の返事がありました。
イタリアでのさまざまな体験は、大きく私を変えてくれました。
そんな私の言動は、母にも多くの氣付きを持たらしたようで、それからの半年で、母は感謝の心が溢れ出す人となって、父の元に旅立ったのです。
人生は決断の連続です。
あなたが今諦めようとしていることで、幸せになる人がいるのでしょうか?
自分のワクワクを優先することで、幸せを伝える人になりませんか。